出入り口を最後まで塞げないとき

イグルー・作り方技術
入り口が縦長になってしまったので、両サイドに門柱を立て、その上に梁を載せて上半分を塞ぐという大技です。できればいいのです。

こんにちは!イグルスキー米山です。

前回の講習で得た出入り口問題の気づきを1点書きます。

一人で作るとき、内外を出入りするため片側が開いたイグルーができます。

出入り口が縦長になってしまうぞ。

豊橋歩兵第18連隊歩哨所あと

屋根を塞ぐには「かるかた雪層」が必要。→足元だけからかるかたブロックを供給できないときは、ドームの外側に供給地を作って運び込む。→それには出入り口を最後まで塞げない。→出入り口が縦長の、歩兵連隊の門にあった歩哨所みたいになってしまうよ。

円の内部だけから十分なかるかた雪層のブロックが取れれば、あるいは外にもうひとり居て、外からかるかた雪の長細いブロックを手渡ししてもらえるのなら、出入り口の上に早めに「梁」を渡して、360°まんべんなく均

円が閉じていれば、カーブに橋掛けしてどんどん穴を狭められます。外から長いブロック貰える場合や、中だけから切り出せる場合。

一にドームを作れます。

本来、ドーム状に屋根を塞ぐには、円が閉じている方が作業がしやすいです。細長いブロックをカーブに橋掛けして、穴を狭くしていくからです。だから、出入り口で円が欠けていると、そこはなかなか屋根がふさがりませ。結果、逆から屋根が攻めてきて出入り口の上からシャッターをおろすような格好になります。

門の脇に柱を立てよう。

こういう場合は両脇に長細いブロックを立てて置き、柱を築いて梁を渡しましょう。そのぶん出入り口が前に張り出して内部も少し広くなります。出入りの口が広すぎて、梁が届かない場合も、片側あるいは両側に柱を立てて狭めれば解決します。

作業のため、出入り口が広かったら、最後にタテの門柱をぶっ立てて幅を狭めて梁を置く。こうして出入り口を外側に補強しながら狭めます。

出入り口は最終的には小さくしておいたほうが、中が温かいし、塞ぎやすいです。たった一人で作るときに、憶えておきましょう。講習会では一人一個作るので。

きょうはここまで、またね。

山行記録: イグルー講習・北八ヶ岳
2022年01月15日(2日間) 八ヶ岳・蓼科, 講習/トレーニング / tartletの山行記録

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