こんにちは、イグルスキー米山です。
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薄いブロックのところであかり取り。ここは窓も切りやすい。
明かりとり窓は、薄い壁で。
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ひし形のマドを開けます。ハート型は難しい。
入り口を塞ぐ時、ブロックの薄いもの(厚さ10cmくらい)を立てて作ると、そこだけ光が透けて明るくなります。他の壁は30cmの厚さなので、ちょっと違います。
朝起きて、明るくなってきて、さあ今日の天気はどうだろう?という時、寝袋にからだを突っ込んだままノコで窓を開けてみます。朝ラーメンを食べていると、日の出の光線が差し込みました。だいたい山では西風なので、入り口をその逆の風下側の東側に作るため、朝日を浴びることが多いです。
窓からの名峰
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一筋の光が、ラーメンの湯気の中、神々しく差し込みます。七面山敬慎院の本尊に差し込む、春分の日の富士山ビームみたいにありがたや。お坊さんが二人、ここは宿坊か。南無阿弥陀仏。
イグルーから出る朝は、どこから出口を開けても構いません。大型で、大人数で入り口が混雑したら、好きな所に出口をつけて結構です。
イグルーは、どこにでも作れるので、一番景色の良い所に作ります。嵐が来ようと、関係ないです。マドを開けると穂高岳、槍ヶ岳という絵になる所に作ります。日数さえ持ってくれば、写真撮影で何日でも寝たまま粘れます。
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大滝山山頂イグルーより穂高連峰の朝。2020年2月
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弓折岳山頂より槍ヶ岳の逆光の朝。この日は鷲羽岳までロングアタックだ。2018年2月
きょうはここまで。またね。
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