イグルー中毒のメンバー含む、イグルー集会でした。今年はもうGWの雰囲気の雪解けですが、北信はさすが豪雪地帯です。まだまだできます。現場は積雪130センチ前後。人によっては1m切るところもあったけど、イグルーはできます。
トレンチ!トレンチ!残雪期はトレンチです。
はじめての人に講習するのと、何度もやってみた人とでは、随分反応が違うというのが今回の感想です。ねぎさんとトモエさん二人のイグルー愛好家が、今回はイグルスキーの実演を見てかなり学んだと言ってくれました。トレンチ切り出し法は、この時期の重くてしっかりした雪ならではの長細いブロック供給法です。床下二段目からはもう長細ブロックを量産します。
ブロックを無駄なく切り出すには
そして、今回とても参考にしてもらえたのはブロックを切るノコ目をちゃんと入れて、スコップでこじらない。ひとかけらの雪くずも出さないくらい、キチキチに切り取る、という点です。こちらは当たり前と思って実演しても、やはり行き詰まっている人が見ると、ポイントが明らかになってくれて、こちらも皆がどこでつまずくのかに気が付きます。
積雪が1m無くて、床二段目が笹だったら、隣から取ります
場所によっては雪が浅くても、隣に供給エリアを作って床一段目をどんどん運べばよいです。もし傾斜地ならば、下から運ぶとつかれるので、斜面の上側に供給エリアを作りましょう。シゲさんは、大きなブロックを安定的に切り出し、着実に城塞を築きました。あっぱれです。積雪が少なくてもこうすればOKです。でも、足元から3段取れる積雪(90cm)があるならイグルー内部からだけでできます。雪かきも不要、中身だけで十分です。
自主練で1時間切った
トモエさんは毎週イグルー作りに励んでいますが、これまで1時間半くらいかかっていたとのこと。でも今回は2つめを作って、1時間を切りました。雪かき時間ナシ、ブロック破損ナシが勝因かな。うれしいです。とても喜んでくれました。免許皆伝です。
イグルー宴会は個室でのんびり
山の宴会は普通は冬は寒くて外にいるのは辛いのですが今回は完全に春。そよ風、星空でした。酔うより満腹になりました。寒くて宴会イグルーに避難する理由もなく、最後はそれぞれ築城したマイホームへ。雪天井の下で思い思いの夜を過ごしました。
イグルー愛好家のねぎさんが、講習の様子を動画でまとめてくれました。
山行記録、ヤマレコの記録です。みんなの感想もよんでくださいね。
きょうはここまで、またね。
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