写真家は場所が一番
写真家や絵描きの友人らと栂池の奥の方でイグルー泊をしてきました。全部で5人。写真家は、朝夕のサムい時間もくつろいでいませんよ。イグルーから抜け出してゴソゴソやっています。イグルー出たら絶景ババ〜ンというロケーションを地形図見て決めました。
連結イグルーは4,5人が理想
イグルーは全員が練習したいので、人の数だけできます。自分で作ったイグルーには泊まってみたい。でもみんなで顔も合わせたい。ってことで、最近のスタイルは、真ん中に4〜5人集まれる大きめイグルーです。周りに個室イグルーを放射状に作って地下トンネルで出入りするというものです。それぞれのイグルーには出入り口をつけるも良しつけずにほかから出入りするも良し。こうすると、トイレもそれぞれの個室で気兼ねなくできるし夜中に出入りしたければ自分の専用出口を使えば良いのでとても良いです。もちろん真ん中でくっつき合って眠るのも温かい。イグルーは4〜5人を超える大きさは、かなりよいブロックでないと難しいです。
専用出口の使い分け
個室イグルーの出入り口は、撮影などしたい人はツエルトを架けてしのいでいます。寒いですが。風でとれたりもします。そういうときはブロックで壁を作ってしまい、トイレは中で済ませます。個室では音はほとんど外に聞こえないし、香りもすぐに失せます。
写真家は夜中も明け方も宵闇時も出入りするので、個室だと気兼ねがありません。イグルスキーも写真家の端くれですが、スマフォカメラしか持っていないので、壁を作って出入りしません派でした。
食事はみんなで真ん中イグルーに集まって鍋とか
最近はパーティーで登ってもキャンプ指定地では個室テントで泊まっているらしいぞ、と驚いていましたが、イグルーはまさにそれできます。しかも、飯時だけは集まって鍋がやれます。なんだかイマっぽくないでしょうか。
今回はノー記録エリアの冬季山行を志向する、イグルスキーと嗜好の合うユカさんが、ぜひイグルー技を身に着けたい、とのことで熱心に 、嬉々として研鑽を積んでいました。頼もしいです。イグルーで、マイナー山域の長期山行行きましょう
通りかかって飛び入り参加したモカさんは、寝袋フリーで一夜過ごして「足先が冷たくて死ぬかと思った」とのこと。イグルスキーも足の指先が冷えて眠れませんでした。感覚も対策もそれぞれですが、指先にホッカイロをいれたゲキさんは安眠。イグルスキーも冷える夜は小さいPTボトルに70℃のお湯をいれて象足にいれます。この晩は外気温マイナス13℃、中はマイナス3℃くらいとおもいます。死ぬかと思ったことが一つ一つそうでもなかったことに変わっていくのが山登りの面白いところですね。
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