こんにちは!イグルスキーです。
イグルー&冬山シーズンを前に、山の計画を練る季節です。今年もやりますよ。でもまだ雪がないので、好きなこと書いていきます。映画の感想を番外編で載せます。イグルスキーは60〜70年代のブルース・ロック、ソウルが大好きです。
ジェニファー・ハドソンが主演のアリサ・フランクリンを見てきました。天才アリサをやれるのは天才ジェニファーしかいません。
オーティス・レディングの「リスペクト」が、真夜中のセッションでどんどんアリサ風に変わっていくレコーディングのシーンがお見事でした。「ほんのちょっとのリスペストをください」とDV男に向けての歌だったんだ。オーティスの歌の印象とは違って完全にアリサの曲に。
アリサの歌いだしを聴いて、初顔合わせのバンドのメンバーが気配を感じ取り、メキメキ曲ができていく、後に伝説的に有名になったアラバマ州マッスル・ショールズのフェイムスタジオでのセッションのシーンが再現されていて、ここが一番の見所かな、と思いました。
かかるナンバーが全部好きです。最後のシーンの教会ライブで、アメイジング・グレイスを歌うドキュメントフィルムを半年前に見ましたが、ピアノ弾きのちょっとダサいシャツとネクタイそのまま再現していて面白かったです。
ジェンダー&黒人差別とパワハラだらけの時代。父親、パートナーのDVとの苦闘のなかで、天才アリサだって苦しんで歌ったんだな!ということが深くわかる映画でした。
それにしてもどのオトコもありえないほどのダメオばっかで、まるで古典バレエの脚本みたいだったよ・・・。今ジェンダー関連本を固め打ちで読んでいるので、ますます。
アリサのおなじみナンバーを歌うジェニファー・ハドソンのサントラ盤も今週ずっとかけっぱなしです。山でも頭の中で鳴りっぱなし。
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